kmatsuの日記

エコエコ詐欺に水を差す?編集する全体に公開
2009年08月14日23:15
まあ、元々、詐欺でありまして。投資として考えるなら5〜7年くらいでペイできなければ価値はないです。行政がモデルとして提示している20年なんて「論 外」ですから。
この20年だって、住宅の耐用年数とかに合わせて作られた数字でしょうから、実際にはもっとひどい数値のはずです。

しかし、この詐欺に水を差す調査結果が産総研から。
これはGJと言わざるを得ない。

でも、こんなの元・経産省の外郭であった産総研から出しちゃって大丈夫なのかね?今は独法とはいえ、実質は外郭だよねぇ。

この研究員、左遷されなきゃいいけど。むしろ、その方が心配です。

太陽光発電 10年以内に1割故障
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=929560&media_id=2

 家庭に備え付けられる太陽光発電の約1割が、設置後10年以内に故障で交換されていることが、産業技術総合研究所太陽光発電研究センターの加藤和彦主任研究員の調査で分かった。

 主要メーカーは、期待寿命を20年以上としているが、故障や交換の実態は明らかになっていない。品質向上や保守管理の充実が求められそうだ。

 分析は、太陽光発電の利用者などでつくるNPO法人「太陽光発電所ネットワーク」(東京)の協力で、95〜05年に設置、運転・保守記録が残されている257件を対象に実施した。

 その結果、設置後10年以内に太陽電池パネルの一部または全部を交換した利用者は約13%の34件あることが分かった。また、修理や交換はしていないが、発電量の記録から故障の可能性が高いのが8件見つかった。

 太陽光発電は、期待通りの発電量が得られなくても、気象条件で刻々と変わることもあり、利用者には故障の有無を見分けるのが難しい。メーカー側も保守点検の法的義務がなく、利用者の指摘で初めて点検しているのが実態だ。

 保証期間について、メーカーの多くは10年間としている。保守管理体制ではメーカーや営業所、設置年代によって対応が分かれている。業界団体の太陽光発電協会は「実態は把握していない。各メーカーの責任で保守管理している」としている。あるメーカーは「故障時には適切にメンテナンスしている」と話す。

 ネットワークの都筑(つづく)建事務局長は「保証期間が過ぎて全面交換した場合、設置費用と同程度にかかることがある。その後の利用をあきらめる人もいる」と指摘する。

 加藤さんは「行政や業界は、普及を図るためにも耐久性や保守・管理のあり方を真剣に考えてほしい」と話す。【石塚孝志】
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