測定器というものはハードウェアを真似るのは簡単にできても、実はノウハウになるところは校正にあると言われていまして、確かになかなか難しいものですね。
今日、買い物ついでに味の素の「やさしお」1袋180gを買ってきたので、それをもとに校正に挑戦中。
「やさしお」には自然環境に多くある放射能の一つであるカリウム40(K-40)が含まれており、計測してみると確かに0.006μSvくらいは値が上がります。
「やさしお」を線源として使い、K-40のピークが同定できるかどうか挑戦中。
測定ツールの設定を何度も見直し、ようやくK-40らしきものが見えてきました。
とりあえず測定するにあたって必須要件となるのは、今後の実用性を考えると
(1)Cs-137が同定できること
(2)K-40が同定できること
(3)Cs-134が同定できること
が必要になる。(3)については半減期が早いので、汚染度によるが5年もすればほとんどのケースで気にする必要はなくなるでしょう。これを無理にやる必要はないが、(1)と(2)は必須だな。しかし、難しい!点線源でいいから、市販のサンプル買わないとこれ以上はどうしようもない感じだなぁ。最低限、Cs-137とK-40くらいは買わないと・・・
※参考サイト
http://d.hatena.ne.jp/transfergate/
http://basamablog.wordpress.com/