うちのとっつあんに腕時計を買った。なんてことはない、還暦祝いだ。
本人はブランド趣味もないし、実用品指向なので、今使っている時計もANAのロゴが入った一万マイル相当(たぶん1万数千円くらい)の代物。
このままだとずーっと同じのを使うし、本人自ら高そうな物を買うことはおそらくないので、多少は良さそうな物を付けさせようと思い、兄弟三人で考え購入した。
これまでの行動パターンから、
・時間はよほどズレて支障がでない限り直さない
・文字盤を読むのに難儀している
・日付表示はズレたままでおそらく見ていない(日付調整の方法も知らない)
・電池の交換が面倒そう
という傾向がわかった。
こういうと、大抵の店員は「電波」「ソーラー充電」を組み合わせた製品を勧めてくる(ほぼ70%)。残りの30%はグランドセイコーなどの最高級モデルだ。趣旨からいうと、還暦祝いなだけにグランドセイコーのクオーツモデルがよさそうではあるが、少々高い。そもそも、親の方が桁違いに金持ちなのに、私らが無理して買ってもねぇ。。
んで、買ってきたのは、特別、高価なブランドというよりは実用品指向の強いセイコーのクオーツでブライツというブランド名のもの。精度の高いクオーツといえば、断然日本製。特に、セイコーとシチズンが最高レベルで両社とも年差5秒レベルの製品を供給している。
うちで買ったものは仕様としては、
・10年持つ電池式(ソーラー式だと無限と思われがちだが、たぶん、10年もしたら充電池がいかれちゃうよ)
・年差20秒(大晦日に1回時間を合わせれば一年で一分もずれないレベル。電波時計は受信圏外のときの精度があまりに低いので避けた)
・パーペチャルカレンダー(自動で30,31日や閏年を識別し日付調整をする)
といったものだ。日本製クオーツは電波&ソーラー式ばかりなので、探すのに苦労したが、なかなかよさげな感じで、最近は毎日使っているようだ。