下山し、町中に戻った。今日は年末なのでどこの家でもパーティーをやっている。我々も、引率してくれたメンバーの友達の家に泊めてもらった。泊めてもらうとは言っても、ほとんど徹夜同然である。だって、今日は彼らが最も得意とする宴の日なのですから!
新年になるまでは、メンバーのうちの一人(オーストリアからの留学生で、ドイツ語、英語、スペイン語がわかるらしい)が丁度、誕生日であるため、そのお祝い&ひたすらしゃべり&食事である。そして特にカウントダウンもなく新年を迎えた。正確にいうと、メンバーの一人が新年であることを告げてHappy New Year!と思いきや、時間が1分弱ズレてるのを私が指摘し、その1分後に正式な新年を迎えることになった。そういえばテレビも何も付けていなかったような気がする。除夜の鐘のようなものもない。なんとも時間にアバウトな国でらしいイベントである。日本では既に新年を迎えて半日以上経っているのも私にとって奇異なことであった。
その後、ダンスバーに全員で出かけることになった。なんと午前1時からスタートである。
ダンスバーはまだ早かったのか、閑散としていた。
しばらく飲んでいて周りが盛り上がってくるのを待つことにする。私はこういう騒々しいところが苦手だ。聞いているとそのうち鼓膜がビリビリし、痛くなってくる。なのでティッシュを耳に突っ込んでいた。
しばらくしたら、さすがはメヒコの人。恐ろしい盛り上がりかたである。クレイジー、、、なイベントに巻き込まれる。。
1時にスタートし、7時半までダンスという宴が続いた。日本ではこういうのはないのかと何度か聞かれたが、あるにはあるが、少数派であることを伝えると、非常に奇異な目で見られた。この国だと子供の頃から当たり前で、おばあさんのような年の人も居ることがあるくらいなので、元々の文化があまりに違うのである。これは仕方のないことだろう。
7時半に終了し、その後、宿泊先に戻ってから10時半まで爆睡した。