以前、サインはVGAなんていうふざけた名前のUSB接続ビデオカード(カードと呼ぶべきなのか?)があったと思うんだけど、あれはパフォーマンスが悪くて評判もいまいちだったんだよね。
あれ以降、地味〜に似たような商品は出ていたんだけど、つい先日、1万円を切る価格(消耗品として経費で買える!)でそこそこパフォーマンスもある商品が出たらしいので外勤ついでに買ってきました。
ここんところ怪しい天気が続いていますが、、
今日の秋葉原もかなーり微妙な天気でした。。
蒸し暑い中、目的の店に到着し、無事購入!6980円でした。
その後、仕事場に戻り、設置開始です。
何でこんなものが必要かって?
もともと、前のPCも勝手にPCIカードを増設してデュアルモニタで使っていたのですが、今度リースアップになっちゃうのよね。
使っているカードはもう10年以上前の製品であるMatrox Millennium PCIなんだけど、さすがにビデオメモリの容量は現行品に負けてしまうものの、これまで販売されたビデオカードの中でもトップクラスの画質と速度を持っていることから、できる限り使いたいね〜、ってことでずっと使っていました。特に、画質の違いは未だにCRTを愛用している者にとってはかなり重大なことなのです。
でも、これは当時5万くらいしたカードだけあって、造りが全然違うし、サポートもすごくて、Windows3.1〜XPまで使える。Vistaはダメだけど、OS/2はいけるらしいぞ。:)
ところがだ、最近来たデスクトップ機が最悪!!
無駄に大きな筐体のくせに小型デスクトップPCでよく使われるLowprofilePCIなんか使ってるの。
おまけにDVDドライブは読み取りのみで5インチベイを使っているし、サウンド出力はあるもののスピーカーを内蔵していない。もう何年も使わなくなったフロッピーディスクドライブが付いている、と要らないものと必要なものが完全に入れ替わっているような“クレイジー仕様”な代物なんですよ。
おかげで、ほぼフルサイズ仕様のPCIカードである我がMillnniumクンは使えなくなってしまったのでした・・・。
今、メインで使っているマシンはSONYの17インチトリニトロン(10年超)なんですが、さすがに最近の粗悪なビデオカードとこのCRTを組み合わせて使うのは目にキツイので、しぶしぶコレを引退させることに(うちの部で最後のCRTです。。。)
気にくわないが、とりあえず今使っている液晶モニタなら画質の粗さはわからないだろうから、これに適当なビデオカードを付けようってことにしたのさ。
Lowprofile PCIなんてものはもう買いたくないし、そもそも、デスクトップ機を開けるのもちょっとグレーというか、業務用モデルで、ネジがトルクスを使っていることから状況を察してくれ・・・ってことやね。いや、俺、トルクスドライバは持っているから開け放題なんだけどさ。:)
なので、筐体を開けなくても利用できるUSBタイプにしてみた。
USB2.0だと、ビデオカードを動作させるには帯域幅が不足していますので、どんなことをやっているかというと、ソフトウェアでモニタ出力画面を圧縮させ、USB2.0でデータを転送、モニタ出力の手前部分でこの圧縮データを伸張して、画面表示しているらしいです。
つまり、かなりCPUパワーが必要ってことらしいのですが、このデスクトップ機、無駄にCPUだけは速そうなんですよね。だから平気じゃね?ってことで。:)
で、やってみたんだが、、
おーーー、普通に動作するし、レスポンスも全然問題ありません。動画再生とかすると厳しいのかもしれないけど、そんなことほとんどやらないし、オフィス用途なら全然いけそうですね。気に入りました。