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1. 放射能測定器の自作

■高くて買えないなら、作ればいい
放射能測定器を部品単位で購入して、汎用のPC環境(Microsoft WindowsのノートPCとUSB音源ユニット)を用いた自作放射能測定器を構築することを目指します。

一般に売られている放射能測定器は安い物でも100万円近く、一般にはなかなか手に届かないものです。しかし、ここで自作する測定器の費用は20万以下になることを目標にしており、部品の入手性が良くなった今ならば(間違って無駄な物を買わない限り)10万円台で作ることが可能だと思います。

また、適切に検出器、遮蔽環境を整え、精度の高い基準線源を用意することができれば、市販されている専用の放射能測定器と同等の性能を発揮できることが確認されています。

このページは、次のような内容で構成されています。

*放射能測定に関する基本事項
放射能に関する基本的な内容と、放射能を測定する方法について簡単に説明します。

*放射能測定器の基本構造
放射能測定器の基本構造を説明します。どのような仕組みで放射線を測り、どのような方法で放射能として定量化するのかを説明します。

*放射能測定器の構築
放射能測定器を自作するにあたって必要となるハードウェア環境を実際に構築します。さらに、それを扱うためのソフトウェア環境について説明します。

*放射能測定器の校正
放射能測定器を使って、測定値を数値化するために必要となる校正作業について説明します。

*測定結果の妥当性検証
放射能測定器の校正ができれば、実際に測定器として放射能濃度を求めることができるようになります。ここでは、使用可能状態になった自作測定器を使って汚染度合いが既知の線源を測定し、自作測定器による測定結果の妥当性を検証します。